【819の日】バイクの日ということで
折角バイクの日なので自分の愛車BT1100について熱く語りましょう。
購入した経緯は開業半年からずっとお付き合い頂いている岩城さんがハーレー883R(リジットマウント)を購入し、乗らなくなり売却したいと相談を受けたからです。
数人の方に案内をしましたが、購入希望者は現れずそれならば私自身で乗ろうと思いたち、55万円で購入しました。
上の写真は岩城さんのハーレー。
今月中にある程度BTを動かせるようにしますが、これまでに前後ショック、エンジン、シート、ハンドルポスト、マスターシリンダーを交換や仕様変更したのですが、次はブレーキロータとキャリパを盛り込みます。
一般整備も進めておりステムやホイールベアリングもグリスアップか交換を行います。
タイアもミシュランのパワーGP(フロント120、リアは180を選びました)です。街乗りを軽快に楽しむならリアは160が最適です。ただBTの純正ホイールは5.5インチのためかなりの引張になります。また180はリムサイズに対しては適正ですが純正の170/60と比較すればリアが下がります。このあたりは操舵性と好みで選んでみて下さい。
ブレーキディスクはサンスターのカスタムから、もう少し上位のグレードへ交換です。なぜこのディスクを選んだのかと言えば、ブレンボキャリパーを取付けるのにキャリパーサポートが純正の298mmに対応しておらず、設定のある320mmにする必要があったからです。
エンジンは面研で圧縮アップ。シートカットとポート形状を変更し極力、中低速のトルクを重視した設定を依頼しました。
バルブスプリングも純正を加工しセット荷重を弱めることで、回転抵抗を減らしています。セット荷重を下げるとバルブサージングが心配です。しかしエビスサーキットの東コースでかなり周回を重ね、高回転を多用しても何ら問題は発生しません。街乗りの方ならば、全く問題にならないでしょう。
リアショックはGSX-R1000用のTTxGPを改造して取り付けました。代理店との約束もありOHLINS純正部品のみで形にしています。
フロントフォークは現行のOHLINS正立フォークです。以前はXJR1300用を改造していましたが、商売上の都合で投入しました。
しかしこのフロントフォークはかなり秀逸で、高いだけありとても良いので欲しい人は買ったほうが良いです。逆に旧型正立フォークもこのBTに投入していましたが、性能面で納得できずに売却した経緯があります。
このBT、車検を通した後ならば試乗も可能です。興味の有る方は一度お越しいただき、乗ってみてください。