前後ショックの仕様変更、好感触!
私自身の愛機であるBT1100ですが、9月の2回に渡るツーリングにおいて車体に関して問題を感じていました。
1 具体的にはフロントフォークの油面が低く、ボトム付近で粘りがない。
2 リアショックの減衰は伸びと圧のバランスが悪い。動きに靭性というか、動くところが動き、留まってほしい所で締まる。そういうのが無い。
3 シートの形状
1については油面を上げて対応しています。時間がなく、油面ではなく油量を20cc足しました。次に時間が有る時には油面測定を行い、基準値を作ります。厳密にはスプリングレートも見直したいのですが、これは減衰力との均衡やセッティング次第な面もあり、更に詰めを行います。
2のリアショック仕様変更は以前から何度も調整を行い、かなり良いところに到達していました。そこでO/Hを行うと同時に、減衰設定の最終変更となりました。
伸び、圧のバランスがとても好印象で動きにしなやかさが出てきました。もう少しバネの調整を進めるつもりですが、概ね満足できる感触を得ています。
3シート形状は数年前から課題としており、仕様変更も行っています。前回ツーリングではその変更版を使ったので、今回はSTDの表皮のみ張替えを用いました。
サドルポイントといいますか、一部のくぼみにお尻がハマり、前後に身動きが取れません。そのため減速と加速でやや不都合です。
次の本番ツーリングではもう一度STDシートを使い、その後に改良版を更に改善した品を用いて、比較テストを行います。