速度と位置
ダンパーには多種多様な構造があり、旧来のツインチューブから現代のツインチューブや、その間に主流となったシングルチューブなどが代表的なところです。
写真のダンパーはBMWの純正ダンパーですが、速度依存型のピストンに位置依存型のロックピースを併せた、面白い造りです。これは、ショーワ、オーリンズを問わずBMWに見られる特徴です。
フロントフォークのオイルロックピースも、上記の構造と基本は同じです。
リンクの無いリアサスペンションだと、ストロークの初期と奥で二面性が演出しく、このような方法を提案してきたと考えています。