WPのZ1用リアサス大改造
松戸市にあるライダースの落合様のZ1の続きです。
フロンフォークの改造と共に、古いZ1用WPツインショックもオーバーホールを依頼頂いていました。
20年程前のダンパーなのでシャフト径が細く、バイアスタイアにとっては、スプリングと減衰ともにキツイと感じたので、両方を変更しました。シャフト径は36シリンダーには一番調子のよい14mmへと交換しました。図面を引き旋盤で造りましたが、減衰調整用のOリング部分は純正とは大幅に違う構造としました。部品点数は同じですが、仕組みが違います。
メインスプリングのレートも変えましたが、トップアウトを長目にして、柔らかいスプリングにプリロードを多めに掛けるセットを狙いました。
明日にはフロントフォークも完成し、週末の納車へ向け試乗を行い、セットを仕上げていきます。