エリミネーター400 お客様の評価

エリミネーター400のLTDを依頼頂いたお客様から評価と共に、LTD2.0へのアップグレードを希望されるメールが届きました。

以下にその評価の内容を記し、その後で作業内容と評価内容の整合性を確認します。

依頼頂いたのはご夫婦でバイクを楽しまれており、エリミネーターは主に奥様が乗りつつも、旦那様も時に走らせることがある。そのような環境下での評価となります。

 

 

「セイクレッドグランド 新保様

先日はお世話になりました。だいぶ前になりますが…
エリミネーターLTD 非常に満足度の高い仕上がりです。
足つき性の向上はもとより、イニシャル調整でタンデム時や私が乗る時に純正スプリングよりリアのトラクションのかかりがよく、とても曲がりやすくワンランク上の走りが楽しめるようになりました。
ひと粒で三度おいしい です(笑)
それでもリアに対してフロントの動きが若干固いかなぁ…の印象があったとこに2.0の登場
2.0へのアップグレード検討してます
通常LTDに対し2.0はフロントスプリング交換のみので対応可能なのでしょうか?
フォークの突き出し2cmは残せるのでしょうか? ※部品の取り付け用に2cm使用してるので
現状でかなり満足度が高いので極端にフロントが柔らかなったりストローク不足になったりはしないでしょうか?」

ポイント1 非常に満足度の高仕上がりの要因は?

これは経験とデータの蓄積から、車両に適したバネの硬さを把握していることに尽きます。サスペンションシステムの要はバネにあります。バネが車両や乗り手に適していれば、かなりの満足度が得られるはずです。

ポイント2 足つきの向上

これが一番の求められていた事ではありますが、なぜ足つきが良くなるのかといえば、ポイント1にも通じるバネの使い方にあります。純正は「柔らかいバネを硬く使う」のですが、弊社はその逆で「硬いバネを柔らかく使う」ことで、人が乗るとふわっと沈み込み、柔らかく動きつつもサスペンションが沈み込むとグッと踏ん張るようになります。

ポイント3 タンデム時や男性が乗っても走りを楽しめる

これはバリアブルレートと呼ばれる、無段階で硬さが変化するバネを用いているからです。初期は柔らかく、奥はバネレートが変化し硬くなることで、その二面性を演出することが可能となります。
実際評価にあるよう、リアのトラクション(アクセルを開けた時のタイアの喰い付き)が向上するのは、バネを変更することで、アクセル開のタイミングで素早く反応するかそのような印象を持つに至ります。

LTD2.0への質問に対して

リアショックのスプリングと同じく、フロントもメーカー設定の使い方は「柔らかいバネを硬く使う」訳ではありますが、フロントでは致し方ない部分があります。詳細は省きますがエリミネーター400が採用するフロントフォークの構造の為です。
ですがここで仕方ない・・・と諦めては話が先に進みません。バネの硬さや圧縮量を吟味してローダウンと走りを両立します。
ストローク不足とは二つの事象が考えられますが、大切なのは安全であり、その次にライダーが不満を感じないようにすることです。これは何度も申し上げている通り、バネの設定につきます。それに付随する形で油面調整が効果を発揮します。ここは経験に加え実証実験が大切です。

まとめ

LTDで高い評価を頂きましたが、LTD2.0ではリアだけでなくフロントにも手を付けることで高い相乗効果を発揮し、足つきだけでなく走りの性能も追及していきます。

無料相談

エリミネーター400に関わらず、ローダウンの無料相談を受け付けています。メールまたは電話 09033165306 から問い合わせください。

 

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