足が届けば楽しさ倍増!身長150 cmでも乗りこなす エリミネーター400改造術

エリミネーター400 “最適ローダウン”完全版

— ZEPHYR400 → Z900RS の血統を継ぐ“必要十分の楽しさ”を、あなたの足つきで —

1:なぜ今エリミネーター400か──ZEPHYR400/Z900RSのDNAを受け継ぐ“必要十分の楽しさ”

2:お客様事例5選──LTD・LTD2.0・LAT各プランのリアルな声

3:大ローダウンプランの仕様と評価(LTD/LTD2.0/LAT)

4:価格と現在の納期・在庫状況

5:サイドスタンド加工ガイド──下げ幅別の対策と費用

6:今後の挑戦:新開発LAT‑Sで“クルーザー×スポーツ”を深化

7:お問い合わせ窓口──無料見積もり・相談方法

8:エリミネーター400の魅力はどこから来るのか?──開発思想とローダウンの親和性


1. なぜ今、エリミネーター400なのか?

高性能競争が加速した90年代、カワサキは 「楽しいバイクの本質」 を問い直し ZEPHYR400 を世に送り出しました。
そして 2020年代に再び同じ問いに答えたのが Z900RS──必要十分な出力と、日本の道路に合わせた軽快な旋回性。
エリミネーター400 もまさにその流れをくむ一台です。

  • 高速道路をストレスなくこなす 398 cc 並列2気筒

  • 低重心&ロングホイールベースでビギナーも安心

  • ミドルクラスでは希少な 18L タンクとタンデム適性

しかし 身長160 cm未満 だと「あと一歩」足が届かず不安が残る──そこで誕生したのが、当社の LTD/LTD2.0/LAT の3大ローダウン・プランです。

LAT:身長165㎝の私だと、お釣りが来るくらいの足つきの高さです。


2. お客様事例

地域 プラン 身長 コメント(抜粋)
岩手 LTD 150 cm バイク用の厚底シューズを履くことなく足つき性が向上
埼玉 LAT 150 cm 「ワンランク上の走りが楽しめる」
神奈川 LTD  158cm 信号待ちでふらつくこともほぼ無くなり、安心して運転ができる
愛知 LAT 148 cm ものすごく曲がりやすくて乗りやすくなり、興奮と感動をしております
長野 LTD2.0 148 cm 「安心して気軽に扱えるようになった」

3. 各プランの仕様 & 評価

LTD (スタンダード)

  • 下げ幅:〜30 mm

  • 手法:リアスプリング交換+フロント突き出し

  • 特徴:街乗り重視。コスト最小で安心感アップ

  • サイドスタンド:ショート加工込み


LTD2.0 (前後スプリング最適化)

  • 下げ幅:〜40 mm

  • 手法:LTD+フロント専用スプリング交換

  • 特徴:小柄ライダー(150 cm 前後)向け。乗り心地向上

  • サイドスタンド:ショート加工込み


LAT (LGN 技術投入ハイブリッド)

  • 下げ幅:〜50 mm

  • 手法:LGN フロント+LTD リア、油面&レート再設計

  • 特徴:下がるのに純正以上のスポーツ性。ワインディング向き

  • サイドスタンド: ショート加工込み


4. 価格 & 納期

プラン 価格(税込) 納期 在庫状況*
LTD  ¥10,5600円 約2 週間 ★★★★☆
LTD2.0  ¥15,7520円 約3 週間 ★★★☆☆
LAT  ¥187,660円 約4 週間 ★★★☆☆

2025年5月の価格。予告なく変更となる場合があります。

5. サイドスタンド加工

  • 耐荷重テスト済み で納車します。


6. 今後の挑戦

今回、男性オーナーから 新仕様 LAT‑S の開発依頼を受注。
フロントの減衰曲線を再設計し、「クルーザー × スポーツ」の新バランスに挑戦します。進捗は当ブログと YouTube で続報予定!


7. お問い合わせ・無料見積り

足つきの悩みは、楽しさに変えられる。 まずはお気軽にご相談ください。


8. エリミネーター400の良さは、どこから来るのか?

 数年前に発売され、爆発的な人気を博している Z900RS という車種がある。20年以上前に ゼファー400 が発売されたときにも、同様の現象が起きた。時代が高性能に傾倒していたなかで「楽しいバイクの本質とは何か?」を問い直し、必要十分の動力性能日本国内に合わせ込んだサスペンション設定が生み出す旋回性を提示した──あえて絶対性能を誇示せず、本当に必要とされる領域を研ぎ澄ました結果が、ゼファー400であり Z900RSなのだと推察している。

 実は エリミネーター400 も、上記2台と同じ血筋だと感じている。その要因は「ツーリングで不足のないエンジン出力か?」「高速道路を困らず走れるか?」「足つき性はどうか?」「初心者や女性など小柄なライダーにも親和性が高いか?」──こうした“買ってほしい人”を明確に想定し、コンセプトを盛り込んだ結果、多くの人に受け入れられる素晴らしい車両が完成したのだろう。

 ローダウン作業の際に試乗し、その良さを実感した私は「楽しさを崩さず、さらに引き出せるローダウン」を目指してLTD プランを開発した。一定の成功を得たものの、身長157 cmの妻が跨がって両足が完全に接地しない姿を見て、「150 cm前後のライダーにはあと1 cmが必要だ」と痛感。そこでフロントフォークを突き出すだけでなく、内部構造にも手を入れることを決意した。

 こうして誕生した LTD2.0 は、リアだけでなくフロントスプリングも交換し、下げ幅を増やしつつイニシャル量やばねレートを吟味。快適なハンドリングを維持しながら、さらなる安心感を提供する仕様となった。

 さらに LAT では、当社フラッグシップ技術 LGN を投入。下げ幅をしっかり確保したうえで、フロントフォークの動きを「より楽しい方向」に導くため、ばね硬さ・反力・油面を徹底的にチューニング。結果として、純正を上回る面白さを実現できたと自負している。お客様からの評価も高く、私自身もエリミネーター400の潜在力を引き出せた好例だと認識している。

 エリミネーター400は乗り手を明確に意識した秀逸な車両で、足つきも一般的なモデルより良好だ。それでも160 cm以下のライダーにはやや不安が残る。「安心して乗りたい、でも楽しさは削りたくない」──そんな方にこそ、当社のLTD/LTD2.0/LATを試していただきたい。足つき改善だけでなく、街乗りからツーリングまできっと満足してもらえるはずだ。

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