M1000XRの走りを激変させる(ローダウンと共に)

M 1000 XR × LGN.M

― スプリング交換だけで走りも足つきも“別物”になった話


1. きっかけ:ローダウン目的で組んだはずが「走り」が激変

M 1000 XR のローダウン実績は 10 台超。しかし今回は スプリング交換(LGN.M) だけで、走りの質が想像以上に化けました。
「330~400 万円クラスなら走りも納得できなきゃ意味がない」。そこでサス専門店として STD 試乗 → スプリング開発 → 再試乗 を文字&動画で共有します。

動画はこちらのリンクからご覧いただけます(6/13 21時公開予定)

身長165㎝で体重70㎏の私がまたがりました。

ローダウン後

ローダウン前


2. STD サスの“秀逸さ”と 2 つの改善余地

評価軸 STD の良さ 気になった点
車高バランス リアが 0.5 mm 程度低め=街乗りの安心感◎ サーキットなら完全フラットもアリ
フロントの動き 電子制御のおかげで低速~高速まで軽快 強ブレーキ時は沈みすぎ
リア追従性 大入力に強い・安定感高い 荒れた路面で細かいギャップを拾い切れない

3. LGN.M スプリングで何が変わったか

  • フロント:レートアップで沈み込みを抑制。激しい減速でも姿勢が崩れず、
    ブレーキ → 倒し込み → リリース が一本の“線”に。
  • リア:柔らかさは残しつつ、ばねと減衰の整合を改善。細かなギャップでも雑味が消え、
    ロードモードのままでも追従性アップ。
  • 結果:脳内でタイヤの変形がイメージできるほど接地感が向上。
    「ジェットコースターの旋回 G を自分で操る感覚」が得られる。

ポイント
ばねを最適化してから減衰を触る――これが正解でした。


4. LGN.M のバリエーションと推奨ローダウン量

モデル 下げ幅 推奨ユーザー
LGN.M -50 mm シート高 足つき最優先 + 走りも妥協しない
LGN.MS -20 mm 前後 重心を少し下げて“塊感”UP、ストローク温存
  • 身長 165 cm なら -40 mm+ローシート で不安ゼロ。
  • 走り重視派は M 1000 XR → LGN.MS (-20 mm) がベストバランス。

5. 価格と内容

パッケージ 価格 (税込) 内容
M 1000 XR LGN.M ¥396,440 前後専用スプリング+組付け/サイドスタンド短縮/個別セッティング

※S1000XR 用 LGN(約 -40 mm)は ¥28 万前後(ご相談ください)

価格は2025年6月現在のものであり、予告なく変更となる場合がございますので、ご了承下さい。


6. まとめ:ローダウン=“下げるだけ”の時代は終わり

  • ばね最適化 → 減衰再調整 で、M 1000 XR のスポーツ性はさらに加速。
  • 足つき向上と走り向上を両立するのが LGN.M/MS
  • サーキットでも街乗りでも、タイヤの接地感をダイレクトに感じたいなら一度体感を。

お問い合わせ

M 1000 XR を下げたいけど走りは妥協したくない
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業者様向けのお問い合わせも大歓迎 ─ 業販条件・ロット対応など柔軟に承ります。

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