VMAX1700のフロントフォークO/Hとローダウン

VMAX1700――“平成マッスル”が工場に帰ってくる理由

「重い・速い・止まらない⁉」――そんなイメージとは裏腹に、
サスペンションを煮詰めると VMAX1700 は別物のグランドツアラーに変わる
数年前に前後ショックを同時 O/H した 2 台から始まり、いまや LGN ローダウンだけで 10 台近く
サス単体のメンテナンス依頼を含めれば、工場のリフトに “VMAX 専用枠” が欲しいほどです。


今回のメニュー|“治しても漏れる”フォークを徹底解剖

  1. インナーチューブ:純正のコーティング面の状態を観察、マイクロメーターなどで寸法測定
  2. スライドメタル/ブッシュ:傷み具合を観察して、オイル漏れの要因を探求
  3. シールハウジング:圧入溝や面粗度をチェックし、早期再漏れの根因を追跡
  4. 組み立て:摩耗対策シール+粘度最適オイルで“次回分解までの寿命”を延長

Point
VMAX のフロントは車重+ブレーキトルクで常時ストレスが集中します。
「新車から2 万 km で、既に5~6回のO/H」 という今回の車両。
根本原因を調査し、改善すれば一般的な期間は充分に持つようになるはずです。


8 月ローダウン入庫予定|LGN で “足つき×直進安定” を両立

昨年 12 月からのカウントで──

  • ローダウン LGN3 台
  • サス O/H(単体発送)2 台

予告:作業工程と試乗インプレはブログ・YouTube で順次公開予定。
VMAX 乗りの皆さま、お楽しみに!


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