CB1300SF/SB SPモデル ローダウンとシート加工で760mmを達成
CB1300SF/SP|LTD.RS2.0 × Sella Bassa(SB)事例
— 二人乗り前提の“快適+安心”を、角取りローシートで仕上げる —
要点(30秒)
- 依頼:LTD.RS2.0(快適寄り)をベースに、二人乗り前提のローダウン&乗り心地改善。
- リアは**あえて純正スプリング(硬め)**を採用 → 下げ幅が小さくなる分、Sella Bassa(SB)=角取りローシートで足つきを補完。
- シートの高さは約−10mmに抑え、座面外周の角を削って足の“落ち”を良くする。停止時も走行時も動きの邪魔をしない形状に。
- LTD.RS2.0とSBの組み合わせにより、シート高は760mm、乗車により追加で10mm下がる。
車両・ご要望
- CB1300SF/SP(SC54)
- コンセプト:LTD.RS2.0=“快適×足つき”の**RS(Royal Saloon)**系。
- ご要望:二人乗りでも安心できる足つきと姿勢、段差の角を丸めた乗り心地。
- 仕様の考え方:タンデム荷重を考慮し、リアは純正レートを選択(沈み込み過多を避ける)。そのぶんシートで実効足つきを稼ぐ。
施工メニュー
1) シャシー(LTD.RS2.0)
- フロント側:スプリング交換(“2.0”=前のみ変更)。低速域、常用域での入力にたいしリニアに反応。
- リア側:純正スプリングを継続(二人乗り配慮)。プリロードと減衰で姿勢を整える。
2) シート(Sella Bassa:SB)
- 高さ方向は約−10mm(削りすぎない)。
- 座面の外周角を丁寧に面取り → 足を真下へ“ストン”と下ろしやすく、停車時のツン張り感を低減。
- 全体フラット寄り+側面の角落とし → 乗車中の体重移動を阻害しない。
- スタッフ評:「バケットシート的な一体感」だが“固定されない”自由度がある。
試乗での評価(シートに焦点)
- 足つき:やや低め(−10mm)+角取りで、足下ろしの導線が自然。数値以上の安心感。
- ライディング:角を取った座面は減速~旋回での臀部スライドがスムーズ。扱いやすさへ直結。
- ハンドル位置:私見(身長165cm)では、純正は少し高い印象。RS2.0+SBなら少し低め&わずかに前方が一体感とスポーツ性を両立しやすい。
※純正シートのままでも、ハンドルを低め+前寄りへ触る価値あり。
私ならこう仕上げる(参考プラン)
- ベース:CB1300SF SP
- 仕様:LTD.RS2.2+SB(前後ともスプリングを見直し、SBは角取り中心で低さは控えめ)
- 狙い:下げ幅は約−10~20mmに抑え、スポーツ性と長距離快適をバランス。
- ハンドル:やや低く+少し前へ。私の体格(165cm/70kg)ではベストに近い。
価格・納期(目安)
- Sella Bassa(SB):¥30,000(税抜)/純正シート加工
- お一人ずつヒアリングし、個別最適で仕上げます。
- LTD.RS2.2+SB:約¥190,000(税込)
- 納期:部材在庫があれば1〜2週間(車両預かり or ショック単体送付にも対応)
※価格は仕様微調整で変動します。正式なお見積りは現車・ご要望確認後にご提示します。
よくある質問(短答)
Q. もっと低くできますか?
A. できますが、二人乗りや段差の安全余裕を見ながらご提案します。SBは**“低くしすぎない”代わりに角で効かせる**のが持ち味です。
Q. ハンドルも同時に頼めますか?
A. はい。RS2.0+SBなら、やや低め+少し前方が相性良好。現車で到達距離や角度を詰めます。
Q. 車検や電子制御は大丈夫?
A. 灯火・干渉・最低地上高は実車確認を行います。保証の扱いは販売店判断のため事前確認を推奨します。
まとめ
- LTD.RS2.0×SBは、二人乗り前提でも安心できる実用解。
- −10mmの控えめ低さ+角取りで、停止時と走行時の扱いやすさを同時に引き上げます。
- ハンドル少し低め&前寄りの合わせ技で、一体感とスポーツ性がもう一段アップ。
ご相談・お申し込み(個別最適を前提に)
- **身長・体重・主用途(街乗り/ツーリング/タンデム)**をお知らせください。
推奨仕様・概算・最短納期を折り返します。 - TEL:090-3316-5306
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