BMWとの対比
911に乗ったことで、BMW・318Ciという車がより明確に理解できました。
スポーツカーだと思っていたこの車は、乗用車をスポーツカー仕立てにした車でした。乗車感覚は911と比べに箱感が緩く感じます。
しかし、その中でも318Ciの光るポイントも見つけました。フロントミッドシップのお陰で、ハンドリングの切れ味は非常に鋭利です。それはポルシェ以上でした。朝の通勤路にある切り返しのポイントで、いつもよりほんの少し速度を乗せて走りましたが、その感覚はますますバイクに近い物を感じました。安く作ったとしても本気の部分があれば、それはやはり魅力に感じます。マツダのロードスターがその典型だと思います。