CB1100EX仕様変更後 梅山インプレッション

こんばんは。梅山です。以前作業したCB1100がマフラー交換作業などのため、戻ってきました。

仕様変更後は試乗しておらず、大変気になっていましたので早速試乗しました。仕様変更前は以前のブログにて紹介しています。

フロントフォークにはカートリッジを追加し、リアにはFGのリザーブタンク付きツインショックです。前後共に各部品の研磨などを施し、滑らかな動きを求めています。

実際にまたがり、手押しした瞬間から動きの違いを感じました。段差を降り、一時停止でフロントの動きの良さを確信します。

会社の裏側にある市街地を回っただけですが、スポーツラグジュアリーというコンセプトに非常にマッチしています。前後のサスペンションが綺麗に連動し、自分の思った通りの動きをバイクがします。これは非常に気持ちがいいです。マンホールや路面のつなぎ目、荒れた路面など一般道には乗り心地に影響する要素が数多くあります。ただ、その一つ一つを適度にいなし、路面とのつながりを感じさせます。

決してハイグリップなタイアではありませんが、加減速やコーナーで不安に感じる場面がありません。というのも、フロントの懐の深さがあり、フルブレーキングでのボトム時も、最後の最後グリップが破綻する寸前までコントロールできる感覚です。またABSが装備されていますが、介入がとても自然です。ワインディングでの緊急的な回避行動も余裕を持って対処できそうです。

このバイクは前後18インチのスポークホイールに2本出しマフラーですが、その重さを感じさせず、適度な安定感を出します。それは仕様変更前とは全く違った印象です。

ここまでの完成度のバイクは社長の所有するBT1100並みかそれ以上に感じます。CB1100というバイクは元々の素性が良いようです。本日いらっしゃった元MotoGPライダー中野真矢さんもCB1100の18インチを絶賛しておりました。久しぶりに自分でも欲しくなるバイクでした。2019913221816.JPG