CB1000R、本日納車
セッティングと納車
本日、無事にCB1000Rの納車を行いました。
セッティングの為、走り込みました。全体の動きがチグハグだったので、フロントのイニシャルを強め、減衰を抜きました。
リアはコンプレッションの減衰を少しだけ弱めましたが、これで最高に楽しいバイクになりました。
減速でブレーキを握り込むと粘りを感じながらストロークします。リアサスも穏やかに持ち上がり、均整の取れた姿勢を作り出せます。
予想しないくらい楽しかった
上記のセッティングを終えたらば、予想しなかったくらい楽しいバイクに変貌しました。減速でフロントタイアに大きな力がかかり、グリップを強く感じられます。ブレーキを握りつつバイクを倒し込んでも不安がありません。旋回後期にアクセルを開ければ、リアタイアの存在感が強くなります。
CBの特性を作り替える
メーカー出荷状態のCB1000Rはフロントタイアに大きく依存し、リアタイアは希薄に感じられます。この乗り味はここ数年の流行だと思いますが、伝統的なリアタイアを意識しながら曲がれるバイクが好きな私は、この特性を作り替えました。
ただ、純正がフロント7割、リア3割と言った印象なので、ツインショックのネイキッドのようにはできませんが、それでも前後5割位のスーパースポーツ感覚のネイキッドになりました。
総論
そのままでは私好みではありませんが、前後ショックで30万円程度を費やせば、素晴らしい車両に仕上げられます。フロントにカートリッジキットを追加するのであれば、総額は50万円に届きますがさらに上質な乗り味を演出できますので、興味のある方は是非、相談ください。