BMWのS1000XR
2020年型 S1000XR
モトラッド様から依頼があり、S1000XRのシート高を30mm下げる加工を行います。
その前に純正状態・メーカー出荷状態でのサスセットを評価し、そこからただ下げるのではなく、前後のバランスを合わせる仕様変更を施しつつ下げることにより、足着きと乗り心地を同時に向上させる事が可能です。
動画でも解説をしていますが2019年型からモデルチェンジし、過去のモデルよりも車体が小さくなったように感じます。それでもなお小さい車体ではありませんが、ハンドル、ステップにシートなどのポジションがゆったりとして身長165cmの私でも各部を遠く感じません。
足着きは良いとは言えませんが、ローシートがついた車両は思いのほか扱いやすく、かなり秀逸な車両です。まだ電子制御で変更可能なサスセットはいじっていませんが、近日エンジンマネジメントと電制サスを調整しどの程度まで狙いに近づけられるのか試してみます。