ハーレーのフロントフォーク

 この30年くらいでハーレーも徐々に日本製のフロントフォークとリアショックを採用する例が増えてきました。

 今回の依頼はハーレー初の水冷DOHCエンジンを搭載し、ポルシェと共同開発した車両です。実際に乗った経験もありますが、911系と通づる操舵性がとても好ましいと感じましたが、外観やエンジン機構が旧来の支持者から賛同を得られずに短命に終わったのは残念に思います。

 この車両のフロントフォークは正立でインナーチューブ径が49mmもあるので、オイルシールを圧入する工具等も一般のお店には無い場合がありますし、純正部品の入手も面倒です。当店はもちろん問題なくそれらを克服しています。

 インナー径が49mmもあるとピストンバルブの減衰発生機構も特殊で、通常の品にアダプタを取り付けたような珍しい形状でした。逆にそれ以外は何ら普通のフロントフォークと違わず、大きくて重いために作業がやや面倒といった程度です。

 滅多にないでしょうが、この車両をスポーティーに走らせたい場合はフロントフォークの改造、リアショックもオーリンズなどを改造してフルアジャスタブルの品を取り付けますので、そちらに興味のある方は一度相談ください。

 

 

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