フェラーリ 412

 同じダンパーを再度取り上げますが、フェラーリ412の純正KONIを作業しました。

 海外で一度O/Hした後がありましたが、その組立手順に問題があり圧力が高くなった段階でオイルシールを抑える蓋が弾けてしまい、オイルが噴出していました。
その対策として、圧が高まるとその力を利用して密閉性を更に高めるような構造に変更しておきました。

 もし依頼を頂く際はディーラー様や修理工場様を通して発注頂くようお願い致します。

 

 

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Ferrari 412のKONI オーバーホール序章 – セイクレッドグランド【SACRED GROUND】
2024年10月20日 at 8:01 PM

[…] リアのショックアブソーバーは、フェラーリF40と基本構造を同じくするモノチューブ構造です。モノチューブは、内部圧力が均一に保たれ、高い減衰力を発揮します。これにより、スポーティな走行時の安定性とコントロール性能が向上します。特にリアはこの後で標準装備ともいえるレベライザーを備えています。 […]