KONIのリアショック、内部が酷いことに

 KONIのリアショックに限った話では有りませんが、古いだけ有り高い確率でみかける事例を紹介します。

 内部のオイルが完全に乾き、多くの部品に錆が発生しそれらが固着しております。オイル、プラスティックの破片が変形しこびり付きそれらを取り除くのが一日がかりになる場合も珍しく有りません。

 あまりにひどい場合は、新しいショックを用意して、内部を移植する事も可能ですが現在販売されているiKONとKONIでは仕組みに若干の違いがあるため、極力古いものを再利用したいと考えます。最悪の場合はそれら傷んだ部品を作り直して再生もできますが、価格が高くなるので極力再利用を心がけます。

 KONIの純正部品が入手できるようになり、上下の焼付ゴムブッシュが手配できるのはとても助かります。

 当社でO/Hする場合はロッドガイドと呼ばれる部品にスライドメタルを使いすることで、耐久性と作動性を同時に向上させています。

 

202231715820.JPG202231715859.JPG202231715915.JPG