ABSが早く効いてしまう

 SB1300SFのセッティング作業において、ABSの効き始めがかなり早い事に気付きました。

 フロントを沈めるために、グーっとブレーキレバーを握ってゆくと、簡単に「トットット」とブレーキレバーに反力を感じます。それほど強く握らなくても明らかに効くのが分かります。このABSはサーキット走行やスポーツ走行には向かないように思います。限界域のかなり手前なので、本当に危険で止まりたい場面において、早期にABSが作動し油圧が解放されてしまえば、制動力が伸びてしまい止まらないはずです。このABSの作動性に関しては正直納得できません。ユニットの制御能力や費用の問題ではなく、造り手の設定次第ですから、もう少し奥まで待ってくれると、より楽しいバイクになると思います。今後の改善に期待します。 

 

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