BMW G310R
モトラッド店さまからの依頼で、BMWの新しいバイクG310Rのリアサスを短くしました。
足つき性を向上させるべく、ダンパー自体を40mm弱短くしました。エンドアイは加工、ロッドは短い物を作りました。
車高を下げるにはいくつかの条件が伴います。ストローク量を同じままに下げるのであれば、各部の干渉と地上最低高を吟味しなければなりません。他には、ストローク量を削り下げる方法です。大抵の場合私は後者を選択します。ストローク量が減るとは換言すれば、短いストロークで衝撃を吸収する必要に迫られるため、ばね定数を上げてそれに対応します。この個体も定数を26%上げました。それに伴いイニシャル量は純正よりも減らしています。
スプリングを交換するにあたり長さと径が変わるため、樹脂とアルミでアダプタを製作しました。
お客様の評価が楽しみです。