BWI、磁性流体のO/Hに関して

磁性流体は、フェラーリやランボルギーニの一部のモデルで使用されているBWI(ビュールズ・ウェザール・インターナショナル)製のサスペンションシステムにおいて、革新的な技術の一つとして知られています。

この磁性流体とは、金属の微粒子をオイルに混ぜた特殊な液体で、電磁石に反応して流体の粘性が変化する性質を持っています。これにより、走行中の路面状況に応じて瞬時に減衰力が変わり、車両の走行性能や乗り心地を飛躍的に向上させることが可能です。

先日、有明で開催された水、空、油圧展で、この磁性流体技術の新たな発表があり、実際に展示を確認してきました。このイベントは、最新の流体制御技術に関する展示会で、磁性流体の進化が目に見える形で紹介されており、今後のサスペンション技術の未来を垣間見ることができる貴重な機会となりました。

日本国内において、**BWIショックアブソーバーのオーバーホール(O/H)**を行っている唯一の業者である弊社では、今回の展示で得た最新情報を基に、BWIのO/H精度をさらに高めるための研究を進めています。磁性流体の特性に合わせた調整や、部品交換の際にどのように劣化した流体が影響するかを常に検証し、より高品質なO/Hを実現しています。

さらに、電子制御サスペンションの研究も少しずつ進行しており、フェラーリやランボルギーニの電子制御ショックにおいて、より精密なO/Hやカスタムの可能性を追求しています。最新の技術に基づいたメンテナンスやカスタムを提供することで、お客様の走行体験をより豊かにすることを目指しています。

今後も弊社では、最新技術を取り入れたメンテナンスやカスタムの提供を行い、皆様の愛車を最高の状態に保つためのサポートを続けてまいります。ぜひ、弊社のサービスにご期待ください。

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