CB/CBR650R向けローダウンLTDが人気!小柄ライダーも楽しめる走りを実現

【イントロ】CB/CBR650RのLTDローダウンが大好評

2024年に開発したローダウンシステム「LTD」が、HONDA CB/CBR650Rオーナーの間で人気を集めています。特に、昨年秋に発売されたEクラッチモデルにおいても問い合わせが増えており、すでに多くの車両に施工済み。今回は、LTD最大の特徴である「費用対効果の高さ」と「走りの質」について詳しく解説します。


【課題・データ提示】なぜローダウンが求められるのか

  1. あと少し低ければ…
    CB/CBR650Rは中排気量帯ながらサイズ感が比較的大きめで、153~170cm程度のライダーには足つきが不安材料になることも。“あと2~3cm下がれば安心できる”という声が多く届いています。

  2. 小柄&軽量ライダーの現実
    身長が低めのライダーは、多くの場合体重も軽いため、純正サスペンションのイニシャル(スプリングの初期荷重)が強すぎて「サスがほとんど動かない」と感じるケースも。走りが硬く、接地感がいまいち得られないという問題が起こりやすいのです。

  3. “ただ低ければ良い”では不十分
    サスペンション専門店として、むやみに車高を下げるだけでは走りのバランスを崩してしまいます。いかに足つき改善と操縦性を両立できるかが重要なポイントです。


【解決策・専門知見】LTDの仕組みと特徴

1. シート高2~3cmダウン、でも走りを犠牲にしない

LTD(Lowdown Tradizione)の最大のメリットは、比較的リーズナブルな費用でありながら、しっかり走りを楽しめる点です。わずか2~3cmのダウン量ですが、実際に乗った印象として「安心感」が大きく変わる方が多くいらっしゃいます。

2. フロントフォークの設定

  • 部品同士の接触数値を綿密に把握したうえで、「ギリギリ問題が起こらない」範囲を狙って突き出し量を調整。

  • フロントをどこまで下げるか(=突き出すか)が、走りの最適化を左右する最大の要素。実はリアショック以上に重要です。

3. リアショックの改良

  • スプリングシートを交換してプリロード(イニシャル量)を抜く。

  • 小柄ライダー向けに柔らかく使えるセッティングを重視し、適切な車高ダウンを実現。

  • 「リアの下げ幅>フロントの下げ幅」ではなく、フロントセッティングに合わせてリアをバランス取りするスタンス。

4. 設定体重

  • 45~60kg以下のライダーをメインターゲットに考案。

  • リアのイニシャルが強すぎないため、ギャップ吸収性も高まり、小柄ライダーにぴったりの乗り味を作れます。

  


【走りの質】自然な倒し込み&ギャップ吸収

  1. 減速から倒し込みへのスムーズさ

    • フロントが適度に沈み込み、自然にコーナーへ入っていける感覚が得られます。

    • リアを柔らかくすることでトラクション感も高まり、安定して曲がれると好評です。

  2. ギャップ吸収性

    • リアイニシャルを抜くことで、段差や亀裂を乗り越えるときの衝撃が緩和されます。

    • 「街乗りはもちろん、ツーリング中の疲労感も減った」という声が多く寄せられています。

  3. 動画での解説もあり


【部品・サービス概要】費用と納期

1. リアショックスプリングシート&ショートスタンドのセット

  • 部品単体価格(セット)
    税抜き ¥64,800(税込み ¥71,280)

  • 車両預かり・脱着工賃込み
    税抜き ¥97,600(税込み ¥107,360)

2. 納期・作業時間

  • 部品預かり:1~2日で出荷可能

  • 車両持ち込み:日帰り施工OK、作業時間は2時間程度を想定

「忙しいけど足つき不安を解消したい!」という方には、短期で完結するのは大きなメリットとなります。


【まとめ+問い合わせ】小柄ライダーに嬉しい、コスパ抜群のLTDローダウン

CB/CBR650R向けLTDローダウンは、「あと少し足つきが良ければ…」と悩む小柄なライダーにぴったりのソリューションです。2~3cm程度のダウンながら走りを損なわず、むしろギャップ吸収性やコーナリングの安定感も高まるよう設計。費用対効果が抜群で、Eクラッチモデルを含む多くの車両がすでに導入済みです。

お問い合わせ先

週3回以上の更新を目標に、今回のようなローダウン事例やサスペンションセッティングの情報をブログで発信しています。興味がある方はぜひブックマークやSNSフォローをよろしくお願いします。いつでもお気軽にご相談ください!

Share your thoughts