CB1000Fが“下げても乗りやすい”理由|長ストローク×等沈みで軽快感キープ

CB1000F(SC94)|なぜ“−20〜30mmローダウンで走りが崩れない”のか?

■ 結論

CB1000Fは純正でシート高795mmと低め。
しかしフロント130mm/リア140mmという長いサスペンションストローク設計により、
たった−20mmでも“効く”バイクです。

理由は単純で、

長ストローク × 等沈み設計 → 通常域の作動を保ったまま低くできる

つまり、400〜750cc感覚の軽快さと安心感が同時に手に入る。
これが「“無理に下げないほうが良い”という声」が出る一方で、
正しい手法なら下げたほうが良くなるという両面を持つ所以です。


■ “壊さない”宣言:純正設計の理解

CB1000Fの狙いは明確です。

  • 日常域の素直さ
  • 中間ストロークでの踏ん張り
  • キャスター25° × トレール98mmによる自然な切れ込み

この“基礎”を崩すと、
「リンクでリアを下げすぎて前が負ける」
「フロント突き出しだけで切れ込み→腰砕け」
というよくある失敗に繋がります。

したがって当社方針は前後“等沈み”
必ずフロント/リアの沈み込みバランスを合わせます。

これを怠ると“低いけど怖い(楽しくない)バイク”になります。


■ プラン(+“下げない”選択も当然アリ)

LTD(コスパ優先)

  • リア:スプリング/シート最適化
  • フロント:突き出し+プリ/減衰調整
  • 目標:−20〜30mm
  • 用途:街乗り・ツーリング中心
  • メリット:費用対効果最強・乗り心地改善

LTD=“まず安心して扱えるCB1000Fにする”処方


LTD2.2(走り+足つき)

  • 前後スプリング交換
  • 姿勢/減衰の“セットアップ”
  • 目標:−25〜30mm
  • メリット:切り返しの収束感・中間の踏ん張り維持

LTD2.2=“走りを落とさず下げたい”人向け


ローダウンしない(姿勢と減衰だけ)

  • サグセット
  • 初期作動の整理
  • キャスター/トレールを触らず軽快さを伸ばす

下げない=悪手ではない
セッティングだけで“化ける”車体

(柔道で言えば組み手を整えるだけで勝率が上がるのと同じです)


■ 仕様カード

項目 純正 LTD LTD2.2
シート高 795mm 765〜775mm 765〜770mm
最低地上高 135mm 115〜105mm 115〜100mm
前ストローク 130mm “通常域”維持 “通常域+踏ん張り”
後ストローク 140mm 等沈み 等沈み+伸び確保
スタンド角 10°確保 必要に応じ短縮 同左

■ “なぜ−20mmでも効く”か(核心)

  1. ストロークが長い
  2. サグで“実効シート高”が大きく動く
  3. 前後ショックの等沈みでキレの良さを保存

結果──

低くなるのに、400〜750cc並みに扱いやすい

これはCB1000Fだからできる。
短ストローク車では成立しません。


■ 価格・納期(目安)

プラン 金額(税込) 納期
LTD 13〜15万円 約1週間
LTD2.2 19.8〜22万円 1〜2週間
セッティングのみ 応相談 即日可(要予約)

※サイドスタンド加工は開発状況により変動


■ よくある質問

Q. 軽快さは落ちない?
等沈み+中間域確保で保持します

Q. 電子制御への影響は?
非電制ショックなので一切なし

Q. 車検は?
車検対応/光軸問題なし/PL保険加入


■ CTA|30秒で最適プランを返します

以下を送るだけです。

  • 身長/体重
  • 主用途(街/ツーリング/峠)
  • 希望(安心重視/走り重視)

LINE/TEL/フォーム
📞 090-3316-5306
LINE:@llv7594i
Mail:問い合わせ

“下げるか迷ったら一旦相談”が正解です


✅ 批判・否定視点も添えておきます

  • 「CB1000Fは純正で十分」という意見 → 正しい(設計が良い)
  • 「ローダウンは走りが悪くなる」 → 粗悪手法ならその通り
  • 「20mmじゃ意味ない」→ CB1000Fでは“効く”

だから個別設計が必要です。
万人用の“汎用ローダウン”では、性能を落とします。

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