CB1100マフラー交換前試乗 梅山編
こんばんは。梅山です。
CB1100のマフラー交換前のセッティングが出ましたので、試乗しました。
スポーツラグジュアリーというコンセプトの中、何度か試乗を行いましたが、最終的な方向性が決まりました。
硬く感じるというお客様の意見から、当たりの優しい仕様となりました。まず乗り出した段階で、角の取れた乗り心地を感じます。特筆する点はシャープさを抑え、乗り手に疲れを与えさせない様な乗り味という事です。安定感による極低速域の乗りやすさが際立ちます。
ラグジュアリー感やコンフォートといった乗り味が好みの方は今回のセッティング、スポーツ志向の方は前回のセッティングが向いています。
私はどちらかというとスポーツ志向な乗り味が好みですが、一般道を法定速度で楽しく走るならば今回のセッティングは非常に気持ちいいのでは無いでしょうか。もちろん、山道などのワインディングでも十分楽しめるスポーツ性は残っています。走る場面や人、用途によって需要は様々です。
内部は変更せずに、プリロードと減衰のみでの変更です。わずかな変化ですが、バイクの性格がガラリと変わったことに驚きました。
最近は街乗りでBT1100を借りて乗っており、比較すると2気筒と4気筒、車重など、バイクとしては別のスタイルですが、両者には似た乗り味が表現されています。
以前行った試乗会では、何台かのバイクに乗らせていただきましたが、押さえるべき点を押さえている車両には共通した乗りやすさや心地よさを感じます。
今度はマフラーを一本だしのフルエキゾーストに交換しますので、重量の面で多くの違いがありそうです。そうなった際の乗り味も非常に気になります。