CB1300SFとオーリンズの正立フォーク
先週の土曜日は雨の降る前にCB1300SFを確認し、ベースセットを出しました。
私以外の出勤は矢作と梅山が居り、彼ら二人にも試乗をさせ評価を出させました。これに関しては人材育成の一環です。
私の考えるベースセットは前後のバランスとなどの細々して問題ではなく、ある一点のみに集中しています。この一点だけを好みに振ることが出来ればベースセットは出たと言えるため、残りはそれほど難しくなく整えられます。
今回のCBはこれまでよりも緻密な仕上げを狙っているため、少し時間を掛けて煮詰めて行くつもりです。この車両は前後オーリンズに交換してありましたが、リアは高評価しているグランドツインなので心配は有りませんでした。フロントフォークはボトムエンドに圧調整のついていた旧型から、NIXと呼ばれ調整方式に変わった新型です。このフロントフォークはべね定数を知らないのですが、かなり良い数値に感じます。0.95~1K近辺に思えますが、明日にでも販売元に確認してみます。それだけでも旧型からの進化を感じますが、作動性もかなり高くなったようにです。動いている時の質感がかなり高く、このフォークならば値段は高いけれども、交換を勧められる仕上がりでした。