CRF450のモタード
桶川練習で56RacingのCRF450を2台乗らせてもらいました。08と14モデルです。もちろん17インチ化に合わせ、前後サスも変更してあります。現役のライダーはあっという間に走り方を覚え、僕のようなゆったり派には雲の上の存在です。
しかし、中野監督の走りをコース内で後ろからじっくり眺める機会を得、GPライダーの体の動かし方をしっかり目に焼き付けました。ですが、悲しいかなそれを実践できないのがポンコツライダーの哀愁ですね。監督は動作の一つ一つが、一歩先の作業をしている印象です。典型的なのはたとえば、右左の切り返しの際に、右コーナー出口でかなり車体が傾いているのに、もう腰を浮かし左コーナーへのアプローチを始めているのです。一般の速いライダーは車体が直立した時点で、やっと始める作業を、かなり早い段階で終わらせています。この様な積み重ねが速さを生むのだと実感しました。しかし、これを真似するのは非常に体力を消耗します。
興味のある方は、速度が遅くても真似はできますので、試してみてください。下半身が新しい疲労を感じるのではないでしょか。