全日本GP250のコースレコード

 先日の筑波選手権において、予選から決勝の合間で時間が空いていたため、監督の中野真矢さんと話をしました。

 ライディングについて疑問に思う事を中野さんに質問してゆきました。監督が98年に記録した筑波サーキットのレコードタイムは57.430だそうです。レコード狙いでギリギリのライディングの上に成り立ったタイムだそうです。
 具体的な説明をして他のライダーを助ける気もないので詳細は伏せますが、そんな部分に気を使うのか、と驚きました。

 また、電子制御についても意見交換を行いました。これは中野さんが感じる疑問に対して私が答える形でしたが、電制の良い点、悪い点と人間工学に基づいた見解を話たところ、納得していただけました。
世界のトップクラスにおいて、上から数えて何番めで走っていたライダーに質問するだけでなく、議論できるのはとても有意義です。過去7年間の私自身の成長に対し、かなり大きな影響を与えてくれているはずです。

 先日の筑波では、坂田和人さんとも少しだけ話す機会を得ました。バイクに関してではありませんが、ちょっとした会話の端々にワールドチャンピオンになる(人の上に立つ)ための重要な要素を再確認できました。