GSX-R1100のリアショック

　GSX-RのKYB純正ショックをO/Hしました。

　アッパーマウントの交換も希望されており、今回はジュラコンとステンレスで作っております。価格は高くなりますが、耐久性と性能が向上するため採用した次第です。
　純正のゴムブッシュも手配は可能です。

　オーリンズ等の社外品には目もくれず、純正を愛用される方のため、純正の精度を上げる手法を考えています。アッパーマウントの改造と同様に本体とホースを繋ぐドレンボルトに加工を行い、エア抜きを機械で行えるようにするだけでなく精度も高める事が可能になりました。

　GSX-RやZZRなどこの年代のKYBアルミシリンダーは表面処理が無いため摩耗が著しく進行します。ピストンリングやオイル交換を頻繁に行うのが長持ちさせるためには良策なので、予算の許す範囲でO/Hをして頂きたいと考えています。