JP250、シーズン終了
タイのムクラダ・サラプーチさんとのJP250がシーズンを終えました。
初戦の筑波では、フロントの跳ねに悩まされました。これはフォークの仕様が決まっていなかった事に加え、コースレイアウトが要因として大きかったように思います。
その後のレースは、コースレイアウトが250ccにとっては広すぎるくらいなので、大きな問題は起こりませんでした。今回の鈴鹿でもライダーは問題を提示しませんでしたが、チームがサスペンションストロークと、録画した画像から状態を読み取り、リアのスプリングを交換し、フロントのイニシャルと空気圧を変更し、エンジンマネージメントも含め、練習走行から3秒以上のタイムアップを実現しました。
しかし、予選と決勝ともに結果は伴わず残念だったというのが、正直な感想です。来年は全く未定なのですが、再度ムクラダさんとチームを組めるならば、良い結果を残すための方法論を理解し始めたところなので、もう少しランキングを上げられる自信があります。
ドリームカップの渡辺君は、話す時間は取れましたがJP村とは離れた場所にテントがあり、細かい部分は把握していませんでしたので、詳細は大槻の報告のみですが、一生懸命に走り、出来ることはこなしていたらしいですが、出来ないことに挑戦しそれを克服して成長するので、その挑戦の部分が足りていなかったようです。NGK杯まで残り3週間足らずです。自身の向上心に頼る以外に、優勝へ近づく方法は無いと考えています。後悔のない努力を期待しています。