”LTD.S”はローダウンなのか?走りのカスタムなのか?

LTD.S|“走るためのセットアップ”——小幅ローダウンは結果として

LTDは費用対効果に優れるローダウンのライン。一方でLTD.S(Sportivo)は目的が違います。
狙うのはライダーの意思に忠実な応答。前後スプリングの最適化を軸に静的/動的姿勢を作り込み、結果として −10〜30mm 程度下がることがある——それが LTD.S です。


プラットフォームの位置づけ

  • LGN:大きく下げても“走る”を崩さないための個別設計(ハイエンド)
  • LTD:−20〜30mmの“現実解”を、納期と費用のバランスで
  • LTD.S走るためのセットアップ。ローダウンは副産物
  • LAT:LTDとLGNの中間に置くハイブリッド(派生)

タグラインLTD.S=走るためのセットアップ。ローダウンは結果です。


LTD.S のコア(やること)

  • スプリング最適化(前後)
    体格・用途に合わせてレート/自由長を選定。サグ値とストローク配分で“前後を揃える”。
  • 静的 × 動的姿勢の設計
    発進〜制動〜旋回〜立ち上がりまで、荷重が素直に移る姿勢を作る。
  • 減衰は“整え役”
    基本はダイヤル調整で合わせ込み(必要が明らかな場合のみ仕様変更を提案)。

参考:純正レートが適切な車種は交換せず調整に終始することもあります。


仕上がりのイメージ

  • 先に純正状態で試乗し、課題を具体化 → スプリング交換と調整でフラット姿勢+滑らかな荷重移動へ。
  • 街乗り〜峠〜走行会を想定(基本は一人乗り・荷物少なめ)。
  • ダンパーの内部仕様は原則据え置き。ダイヤルで狙い値へ
  • 例外として、過去事例上手を入れるべき点が明確な車種は、内部仕様変更まで提案します。


実績と対応車種

  • 仕上げた主な車種:
    CB1300SF/SB(SP)/CB400SF/VFR800F/BMW S1000RR/S1000R
  • 原則どの車種でも対応可。(電子制御付は手順が異なるため事前確認)


ポジションも“セットアップ”の一部

  • 例:**CBR1000RR-R(SC82)**はハンドルとシート位置、Panigaleはステップ前後が効く。
  • ハンドル/レバー/ペダル角度数度・数ミリが、加減速・荷重の出入りを変えます。必要に応じて提案します。

 


“どれくらい下がるか”(結果としてのレンジ)

  • 目安:−10〜30mm(シート高ベース)
    体格・用途・個体差で変動。“下げ幅”ではなく“挙動”を主目的にします。
  • −20mm超の希望は**別ライン(LTD/LGN)**で協議。

価格・納期(目安)

  • LTD.S 1.5:前後据え置き中心+磨き込み 税込15万円台
  • LTD.S 2.0:フロント側スプリングを中心に刷新 税込20万円台
  • LTD.S 2.2:前後スプリング交換のフル基本形 税込〜25万円
  • 納期:通常1〜2週間(初回開発は**〜3週間**)/ショック単体は約1週間
    ※車種・外注加工・在庫状況で変動。正式見積にて確定します。

よくある質問(簡潔)

  • Q. ローダウンで“曲がらなくなる”のが心配。
    A. LTD.Sは前後を揃える設計。初期〜収束まで実走確認してお渡しします。
  • Q. 乗り心地は?
    A. 初期のしなやかさ+中立の腰を狙います。荒れた路面も“いなし”で受け止めます。
  • Q. 元に戻せる?
    A. 角度系は即復元可、スプリングは再交換で復帰。セッティングカードを添付します。

まずは“事実”で判断を

  • 計測・試乗→課題を共有→仕様提案(S1.5/2.0/2.2)→作業→実走で最終合わせ
  • LTD(費用対効果重視)、LGN(大下げでも走りを担保)、LAT(中間)もラインアップ。

30秒診断(無料)

**身長・装備込み体重・主用途(街乗り/峠/走行会)**をお知らせください。
推奨仕様(S1.5/2.0/2.2)・概算・最短工程をお返しします。
TEL:090-3316-5306 | LINE:@llv7594i | フォームhttps://sgfacendo.com/contact

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