M1000XRの前後ショック仕様変更

M1000XR ローダウン後の“再チューニング”記──10mm上げて、走りは一段進化

昨年12月に LGN.M で約50mmローダウンしたお客様車。無料点検&アンケートの結果、「もう少し高く(+10mm)したい」との要望を受け、単なる車高変更ではなく、今年確立した新仕様を盛り込んだバージョンアップを実施しました。


何を変えたのか?(実施内容)

  • 前後車高の再設定:下げ幅を 50 → 40mm に変更(シート高 800 → 810mm)。
  • フロントフォークは“ストロークを増やす”方向で再構成。突き出し量の最適化で全体の姿勢を調整。
  • リアは高さ調整だけでなく、動き出し~奥までの“質”を再チューニング

結果、LGN.M の基本思想に「S(Sportivo)」「C(Comodo)」的な味付けを加えたくなるほど、スポーツ性と快適性の両立が一段と洗練されました。


シート高・足つきデータ

  • STD:850mm
  • 初回 LGN.M:800mm(−50mm)
  • 今回仕様:810mm(−40mm)
    ※身長165cm/股下72〜73cmの私=「必要十分な安心感」。踵ベタではないが不安ゼロ。

走りの印象(再セッティング後)

  • ストローク増量の恩恵で、ブレーキング〜倒し込み〜立ち上がりまでの“姿勢変化”が豊かに。
  • 快適性とスポーツ性が同方向に伸びた感触。体格を選ばない「懐の深さ」が際立つ。
  • 純正の 2〜3cm ローダウン程度がもともと良いバランス…という見立てが、今回の 40mm 下げで確信に変わりました。

ローダウンだからといって、極端に硬い・柔らかいというセッティングにはしていません。


価格・納期

  • 追加費用:約8万円
    (前後ショック脱着+追加パーツ+セッティング一式。大本のローダウン施工済みのため最小限で完了)
  • 納期:車両預かり後 約1週間

まとめ

ローダウンは「足つきだけ」の話ではありません。車高・ストローク・バネ・減衰の再配分で、走りは確実に進化する──今回はその好例でした。M1000XR の LGN.M を導入済みの方も、仕様変更で“もう一歩”理想に近づけます。ぜひご相談ください。


お問い合わせ(メール不要・下記で統一)

電話:090-1696-3239
LINE:@llv7594i
フォーム:https://sgfacendo.com/contact

「下げ幅の微調整だけ」「走り重視への振り直し」など、個別最適で対応します。お気軽にどうぞ。

Share your thoughts