ヴェネツィアの一歩手前
有名なヴェネツィアの一つ手前の街、駅名はVenezia Mestreです。
割と大きな駅で、家賃の高いヴェネツィアに変わり、そこへ通う学生や勤め人の家が数多くあります。友人のエンマがこのメストゥレに家を買ったので、今回の訪問時に宿泊させてくれました。すでに8年程も関係があり、数年前に結婚して今は妊娠五ヶ月目だそうです。
7年前訪れた2回目のイタリア旅行時は、エンマはまだ学生でした。その時にも、彼女が学生の友人たちと借りていた共同住宅に一週間泊めてくれたのですが、そこでエンマの紹介で知り合ったのがニコロとオルソラちゃんです。今回はエンマの自宅で話しをしていたところへ、私の渡伊を聞きつけた二人が顔を出してくれました。更にエンマの旦那であるクリスティアンも合流して、近所のトラットリーアで夕食となりました。
クリスティアンを除く3人は日本語が堪能で、驚くばかりです。クリスティアンはベネツィア空港で航空管制官をしてるため、英語が堪能なようです。ニコロとオルソラは7年ぶりの再会とは思えない親近感と、同時に懐かしい思いあります。一週間の共同生活のおかげで単なる知り合い以上の感情があるのかも知れません。
クリスティアンとも7年前からの知り合いですが、2年前に彼らが結婚する直前に日本へ旅行へ来た際、産まれたばかりの私の息子をとてもかわいがっていました。今回の妊娠はとても喜んでいると思います。しかも、イタリア人にしては珍しいほどの恥ずかしがり屋です。非常に人柄のよい、素晴らしい人間性を持っています。
今回は一日だけのMestre滞在のため、翌日の朝に出発でした。その朝にエンマと犬の散歩をしながら、クリスティアンの両親が営むBarで朝食をとり、その後、帰路へ向けてローマ行きの電車に乗り込みました・・・と言えば聞こえは良いのですが、イタリアお馴染みの電車の遅延により、ローマ到着は予定時間の120分遅れとなりました。