ダイハツ・ミライースのアイドリングストップ機構
納品などで活躍しているダイハツのミライースに乗りました。
普段は父が雑務から私用で使っていますが、昨日は私が納品へ行くために乗りました。そこでふと気づいたのは、アイドリングストップ時の作動性が大幅に変わった点です。
以前は完全停止直前に衝撃を無くすため、ブレーキをフワッと抜くとアイドリングを開始してしまい、不快でした。これがディーラーに車検を出した後には、車が完全停止してからアイドリングが止まるため、前記のブレーキ操作に反応しないで済むようになっています。多分、車検時にプログラム変更が行われたのだと思います。最初は自分のブレーキ操作が上手になったのかと、勘違いしました。
メーカーもこの様に小まめな改善を行い、商品性を向上しているのを実感した次第です。
納品の帰りは、市川市の裏道をくねくね走りました。そのお陰でミライースの仕上げに色々と気付く事が出来ました。基本はいかにもFFの動きをしますが、かなり努力してその悪癖を消そうとしていると感じました。しかし、駆動方式に関わらず大切だと考えているのがリアの動きです。FFでもFRでもリアサスの沈下量と、そこからの伸び方でコーナー入り口が決まります。フロントの動きは大切ですが、最後の味付けという意味でリア側のさじ加減により、質感が大きく変わってしまい、商品の質を決めてしまうと考えています。妻の乗るスズキ・パレットはこのリア周りの挙動が悪く、もう少し穏やかにした方が運転しやすくなって、高級感も出てくるような気がするので、そのうちダンパーを改造してみたいと思います。このミライースはフロントの動きを穏やかにするのを意識して造り込まれたように思いますが、反面、リアの動きはフロント程に丁寧ではないため、少し損な評価になってしまいます。