写真をジッと眺める

 56レーシングではお馴染み、川野さんのフェイスブックを眺めていたら、格好良い写真を発見し了承ももらいダウンロードしました。

 こういった写真は、単純に格好良いなと感じつつもやはり細部に目がゆきます。

 まずはライダーの姿勢です。一般のライダーでこれほどバイクと体を密着させる人はなかなか居ません。レースを走り慣れているライダーでも意外に少数です。もちろん56レーシングのライダーはフォームの矯正を受けますので、かなり写真に近い姿勢をとります。
 アクセルを開ける右手は棒を握るのではなく、剣道の竹刀や野球のバットを握るようにしていようです。私とほぼ同じ身長の中野さんですが、この写真では肘と膝が触れ合うほど体をバイクに密着させています。

 コーナー出口で加速状態にあり、フロントタイアは路面と離れています。明らかに右コーナーの出口ですが、体は左側に移動していることから、この先に左コーナーが控えているのか?それともただ早くバイクを起こしたかっただけなのか?などと想像します。
 先日、中野さんの先輩ライダーである岸田さんの話を聴きましたが、56レーシング所属の田中君に「バイクの起こし方がちょっと雑」と教えていました。早く起こしてフル加速すれば良い訳ではなく、丁寧に起こして行く意味があるようです。

 写真一枚でとても楽しめるので、皆さんが写真で遊んでもらう切っ掛けになれば幸いです。

 

 

 

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