美的感覚を鍛える

 何でも型はあるようで、写真にも王道の撮影の仕方があるそうです。

 夏休みに九十九里の帰りハーブガーデンというお店に寄りました。食事も美味しかったのですが、食後の甘味も美味しく頂きました。
その日は雨が降ったり止んだりで湿度が高く、しかし夏にしては涼しい1日でした。

 料理の撮影方法にはお皿を主役にしたり、料理を主役にしたりと多様な撮影手法があるようで、せっかく得た知識なので試して遊びました。普段はカミさんから写真のセンスがないと叱責されておりますが、この写真は褒めてもらえました。
 高校時代には絵を書いてコンクールで入賞した経験があり、写真部にも在籍していたカミさんの言葉は重みがあります。写真よりも絵の方が、実は写真撮影の向上には有益なようです。
 小学生以来、あまり絵を描かなくなった私に写真の才能がないのは必然。しかしこれを機に美に対して鋭敏になれば、サスペンションセッティングや操舵性の質感向上を考えると、一番大切なのは数学的な物理法則の探究より文学的な美的感覚でなはなかろうか?とここ数年常々感じております。
 それもあり20代前半で読まなくなった文学や哲学・思想に関する本をここ最近は読む機会が増えました。

 

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