菅生のレース

 日曜日に行われた菅生選手権の手伝いで、当社大槻が菅生へ行ってきました。

 桜井選手は昨年はほぼ休みのような状況で、車体からのインフォメーションも十分に感じ取れていないようでしたが、今回の菅生からは徐々に以前の感覚を取り戻した感があるようです。

 大槻からの報告では、彼が言うべきは言い為すべきことは為したようなので、あとはライダー本人が結果を出すしか無いようです。

 ずいぶん前にアニメの監督を数多く担当した、押井守さんの本を読んだ時に印象深い言葉がありました。彼曰く、一般に若い時の失敗は許され、年を取った失敗は取り返しがつかないと言われるが、実際は逆で、年を取った時の失敗は立場や経験で誤魔化しが効くが、若い時分では後ろ盾もなく、将来に大きく響くと書かれていました。

 逆もまた真なり。状況次第でどちらも正しいと思いますが、若いから取り返しが効くとのんびりしていると、いつの間にか年を重ねている物です。自分自身も肝に銘じて、日々の仕事を進めたいと思います。しかし、このような感覚は実際に時間を掛けて手にした感覚なので、そのまま若い人には伝わらないと感じています。そういう物を肌感覚で若い時から理解している人を、早熟と呼ぶのかと考える今日この頃です。

 しかし、レースは走る人、助ける人、見る人ともに楽しいようです。

 写真は56デザインスポルトの担当川野さんと、当社大槻です。

 

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