S1000RR ローダウンで新たな挑戦

S1000RR向けLGNローダウン開発に着手

長年お付き合いいただいているお客様から、新たに購入されたBMW S1000RRのサーキット仕様車両のローダウン依頼をいただきました。サーキット専用車両ながら、少しでも足つきを向上させて転倒リスクを防ぎたいとのご要望です。この機会に、来年に向けたLGNの開発項目として幾つかのアイデアを検討し、以下の重点項目に着手します。

開発のポイント

  • フロントフォークの作り込み
    フロントフォークの寸法制約は、ローダウンを含めたサスペンション全体の課題で、特に足つきとハンドリングのバランスに影響します。新たにバネの特性やセッティングをより緻密に作り込み、LGNの品質を一層高めることを目指します。

  • リアサスペンションの改善
    CRF450RモタードでのLGN Versione Corsa(サーキット仕様)テストを通して、作動性と耐久性においての改善点を把握しました。この分析結果をもとに、一般ユーザー向けLGNに還元し、さらにサーキット仕様での性能向上を図ります。下げ幅は20〜30mm程度を想定し、安心感と安定性のある車両へ仕上げます。

次世代LGNを目指して

 

身長165㎝で短足型の私で一枚目が片足接地 二枚目は両足接地です。

継続開発

LGNは常に進化を続けており、現在のバージョン「LGN 1.5」からさらなる進化を目指し、「LGN 2.0」への開発も進行中です。現行のパフォーマンスに満足することなく、新しい部品開発にも積極的に取り組んでおります。今後も更なる走行性能向上とユーザー様のご満足を追求していく予定です。


足つきの不安解消やサーキット走行をより楽しむために、ぜひLGNのローダウンをご検討ください。お客様のライディング体験をより充実させるカスタムをご提供します。

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