SHOWAのBFFを連続で作業中

 この2年ほどでSHOWAのBFFに注力していますが、自分で車両を購入した経緯もあって同フロントフォークの受注を多く頂いています。

 数をこなして利益をだすというよりは、一台について深くお客様と付き合う形で依頼を頂き、車両の操舵性も含め作り込んでゆきます。
金色のBFFはGSX-R1000RのST1000で使うために大幅な仕様変更を施した個体です。これを参考にZX-10Rの街乗りを何パターンか造り、最良の操舵性を試してみました。

 市街地ではGSX-R1000Rの設定はかなり良さそうです。ZX-10Rは2016年型と2021年型の両者ともに基本的な傾向は同じです。ただ減衰設定は2021年型が小幅に変化しておりかなり好印象でした。ですが根本的にバネの設定が合っていないと感じており、それを改善すれば年式問わずに相当程度楽しい車両にできます。

 逆にGSX-R1000Rをそのままサーキットに持ち込むと、やや動きすぎな面があるようです。スプリングレートは交換前提なのでサーキット向けにそれを論じる必要は無いでしょう。

 両者に共通するのはトップアウトスプリングが硬く、ストロークが十分に使えない事に起因したフロントの違和感です。この改善を体験してもらえれば街乗りでもサーキット(もちろん峠道)でも、かなり印象の違う車両になりますのでぜひ体験して欲しいと思います。

 

 

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