TRX850のカートリッジ化、完成
TRX850の純正フォークをカートリッジにしたうえで、減衰調整を持たせる改造、SGCFkit4Pが完成しました。
右フォークは伸び、左フォークは圧の減衰を調整可能です。ただし、ピストンは二つではなく四つあり、4Pの文字がそれを指しています。このクアットゥロ・ピストーネと呼んでいる機構により、左右のアンバランスを極力排し自然な作動性を演出できます。
滑らかな動きを求め組の作業も丹念に行います。
SGCFkit4Pの良い部分は以前にも書きましたが、車両メーカー純正の部品でフロントフォークのオーバーホールを行える点です。当社で製作した後でも、知識と道具があればご自身でメンテナンス可能です。油面や油種のデータも付けてあります。
フロントフォークの純正部品代を除き、税抜きで¥228,600でした。