ハーレーVロッドのセッティング

 本日は臨時営業中ですが初めてのお客様から電話を頂き、セッティングを観て欲しいと依頼があり、ハーレーダビッドソンのVロッドを試乗しました。

 フロントフォークはスプリングが交換されているらしく、リアにはYSSがついていました。お越しくださったままの状態で乗ってみたところ、リアの伸び減衰が弱く最強から30段戻しとなっていたのを16戻しにして、プリロードを半回転掛けました。私はとても好みでしたが、体重が少々軽いお客様には合わなかったようで、そこからプリロード1/4抜いて伸びのダイアルも1段弱めました。

 これでお客様も納得仕上がりとなり、私も初めてのVロッドを堪能し楽しい時間を過ごしました。

 純正ではありませんがVロッドの乗り味を表現すれば、先日助手席に乗った水冷911のカレラ2と同じハンドリングでした。アクセルを開けた時にリアは絶対に外へは出さず、滑るならフロント(バンク角過大によるスリップダウン)といった印象です。キャスター角や車高、その他にも左記の乗り味を作り出す要素は多々ありますが、メーカーの狙いは明確で楽しいバイクだと思います。

 今回は1時間程度で料金は¥10,000でした。セッティングの作業内容や時間により価格は変わりますが、おおよそ1~2万円程度で終るのが普通です。ご自分の車両の状況判断や、方向性に悩む方は相談ください。

 

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