VFR400R、NC30のダンパー
旧い車両ですが、今も人気のあるVFR400Rの前後ダンパーをご依頼いただきました。
リアは伸び減衰の調整があり、リザーブタンクはホースで連結してあります。圧減衰の調整が無い場合は、エア抜きで機械を使えないのですが、方法を考えエア抜きの機械化を可能にしました。これにより、メーカー設計値に近い性能を発揮でき、時を経ても旧い車を楽しんで乗っていただけます。
数年前に、フロントのカートリッジを改造し、リアには他車種のオーリンズを仕立て直し、取り付けた経験があります。バッテリーケースやフェンダーまで加工すれば、一体型リザーブタンクのダンパーを装着可能かも知れませんが、そこまでは手を出せず、オーリンズもホース連結タイプで造りました。
いつか、フォークカートリッジを右伸び、左圧で造り、リアも大幅な改造を施してみたいと、日々夢想しています。