XR系のローダウン

【イントロ】シート高が高いS1000XR & M1000XRに悩むライダー必見

「BMW S1000XRやM1000XRは、足つきが不安で乗りこなせるか心配…」そんな声を多くいただきます。実際、両モデルともシート高が高めに設定されており、160cm台前半のライダーにとっては信号待ちや街乗りのUターンで不安が募るのも事実。一方で、M1000XRはS1000XRに似て非なる部分があり、専用設計のローダウンが必要になります。

本記事では、そんなBMWのハイシート・高性能アドベンチャーモデルを快適に乗りこなすためのローダウンプランを詳しく解説します。どのプランが自分に合うのか、費用や下げ幅、施工期間などを含め、最新情報をまとめました。


1. ローダウンの背景と目的

足つきの不安を解消する

  • S1000XR・M1000XRは、出力・車格ともにハイレベルでツーリング性能にも優れていますが、シート高の高さがネックになる場合が多いです。

  • 160cm前後のライダーが「あと3〜5cm低ければ…」と考え、街乗りやツーリングでの安定性を求めてローダウンに踏み切るケースが急増。

S1000XRとM1000XRの違い

  • M1000XRはS1000XRとは細部の設計が異なるため、単純に同じパーツを流用できない。

  • エンジン搭載位置・車体剛性・サスペンションのストローク量などが微妙に違い、専用設計のローダウンが必要になります。


2. ローダウン手法と種類

2-1. LGN(スタンダード)

  • 対応モデル:S1000XR・M1000XR

  • 下げ幅:シート高で最大約60mm(6cm)

  • 特徴

    • ハンドリングと快適性を両立し、街乗りから長距離ツーリングまで対応。

    • サイドスタンド加工が必要になる場合がある(特に60mm以上下げる場合)。

  • 参考価格:税込 約31万円

2-2. LGN.M(M1000XR専用)

  • 対応モデル:M1000XR専用設計

  • 下げ幅:LGNと同程度の最大60mmだが、乗り心地&作動性をさらに追求

  • 特徴

    • 追加部品・特殊スプリングを使用し、Mモデル特有の高剛性フレームに合わせたセッティング。

    • スポーツ走行も楽しみたいMライダー向け。

  • 参考価格:税込 約35万円

2-3. LGN.S(スポーツバージョン)

  • 対応モデル:S1000XR・M1000XR(ともに可)

  • 下げ幅:抑えめの約20mm

  • 特徴

    • サーキットやワインディングなどスポーツライディング志向の方に最適。

    • ローダウンは最低限にとどめ、旋回性能を高める方向で調整。

2-4. LGN.M+S(最上位ハイブリッド)

  • 対応モデル:M1000XRメインだが、S1000XRにも応用可

  • 下げ幅:LGN.Mクラス(最大40mm)+LGN.Sのスポーツ特性

  • 特徴

    • スポーツ走行+ローダウン快適性を極限まで両立させたプレミアム仕様。

    • 価格が税込 約50万円と高価だが、妥協のない仕上がりを求める方に人気。


3. 施工・対応について

  1. スピード対応(在庫あれば1週間~)

    • 作業予約と部品在庫が揃えば、1週間程度で施工完了する場合が多い。

    • 車両預かり or サスペンション単体持ち込みにも対応可能。事前相談が必須。

  2. 60mmを超えるダウンも理論上可能

    • ただし、構造変更レベルの作業となるため、追加工賃や安全性の再検証が必要。

    • 法定要件を満たすため、調整機構付きのローダウンキットを使用し、適切な申請手順を踏みます。

  3. S1000XR(2019年モデル以降)はスタンドが短め

    • 40mm程度のダウンならスタンド加工不要になるケースもあり、費用が抑えられる。


4. 足つき・走行性能の変化

  • 50mmダウンで160cm前後のライダーも両足接地が可能に

    • 信号待ちや低速取り回しでの不安が解消し、立ちごけリスクが大幅減。

  • 街乗り・ツーリングの安定感

    • 足裏が地面に届く安心感があるだけで精神的ゆとりが生まれ、疲労度も軽減。

  • 走りの質を落とさない工夫

    • スプリングレートやガス圧、フォークの突き出し量を調整し、コーナリング性能や快適性をキープ

    • “走りを犠牲にしない”ローダウンをポリシーとしているため、むしろ純正より乗りやすくなる例も多い。

 


5. 実際の施工例・ユーザー層

  • 年齢層:20代〜70代と幅広い

    • 「大型バイクは夢だったけど足つきが心配…」という初心者~リターンライダーが多い。

  • 男女問わず、女性ライダーの施工実績も増加

    • M1000XR含め、パワフルな車体を安心して扱えるようになるのが魅力。

  • 複数台の同時施工や、遠方からの引き取り・納車実績も多々あり

    • 「東京~静岡の距離でも気軽に持ち込める」と好評。


6. その他特記事項

  1. サイドスタンド加工・交換

    • ローダウン量やモデルによっては不要な場合もあるが、50mm下げる場合は加工推奨

    • 折損や脱落を防ぐため、純正スタンドを加工し耐荷重テストを実施するのが一般的。

  2. フロントフォークの適正突き出し量

    • シート高を下げる際、フロントの下げ過ぎは操縦性を乱す原因に。

    • サスペンション専門店ならではの知見で、最適な突き出し量を設定。

  3. 電子制御との相性

    • BMWの電子制御サス(Dynamic ESA)もローダウンに合わせ再設定し、誤差を抑える。

    • 特にM1000XRは高度な電子制御が入るため、専用セットのLGN.MやLGN.M+Sが安心。

  4. 費用感

    • LGNスタンダード:税込 約28万円

    • LGN.M(M1000XR専用):税込 約38万円

    • LGN.S(スポーツバージョン):下げ幅は少なめ、料金は個別見積もり

    • LGN.M+S(ハイブリッド):税込 約50万円

 


【まとめ+問い合わせ】ハイパワーアドベンチャーをもっと自由に

S1000XRやM1000XRのローダウンを成功させる最大のポイントは、**“走行性能を落とさないように下げる”**こと。弊社独自のLGNシリーズ(LGN、LGN.M、LGN.S、LGN.M+S)なら、足つき性改善+スポーツ性能キープが同時に可能です。
「どうせ下げるなら、信頼できる専門店に任せたい」という方、ぜひご相談ください。最適なプランと予算、納期をヒアリングし、あなただけのBMWローダウンを提案いたします。

お問い合わせ先

街乗りやツーリング、スポーツライドを思い切り楽しめるローダウン仕様で、あなたのBMWライフをもっと自由に!

Share your thoughts