YZF-R1のフロントフォークO/H、リアショック交換 車体メンテナンス
YAMAHA R1の車両預かり整備開始!スポーツライディング仕様へ最適化
今回は 2016年式 YAMAHA R1 を車両ごとお預かりし、フルメンテナンスとスポーツライディング仕様へのカスタムを行います。
すでに9年が経過した車両ですが、R1らしいシャープな走りを取り戻すため、サスペンションのオーバーホール(O/H)、足回りの最適化、ベアリング交換などを徹底的に進めます。
本記事では、作業内容と現状の問題点、そして今後のカスタムプランについて詳しく解説します。
🔧 今回の作業内容
1. フロントフォークのO/H & スポーツライディング仕様への変更
入庫時の簡易試乗では、フロントが低くストロークが途中で止まるような印象を受けました。
考えられる要因として、以下の点を検証します。
✅ イニシャル不足 → 乗車1G時のフロント沈み込みが大きく、正しいストロークを確保できていない可能性
✅ バネレートの問題 → スプリングレートが適正でない可能性(柔らかすぎる or 硬すぎる)
✅ 油面の高さ → 油面が高すぎるとエアボリュームが不足し、ストロークの最終部分で急激に硬くなる
👉 分解時にデータを測定し、最適なセッティングを決定します
2. リアショックをOHLINSへ交換
純正リアショックからOHLINSに交換し、セットアップを最適化 します。
リアサスペンションはバイクのコーナリング性能に直結する重要な部分です。
オーリンズの特性を最大限に引き出すため、プリロード・減衰設定も細かく調整を行います。
3. ベアリング交換・各部グリスアップ
長年使用されたベアリング類は、摩耗やグリス切れにより本来の性能を発揮できないことがあります。
特にステムベアリングの摩耗はハンドリングに大きな影響を及ぼすため、交換を実施します。
✅ ステムベアリング交換 → 操舵性の向上
🏍️ 9年経過したR1のリフレッシュ計画
今回の車両は2016年式で、それほど古いわけではありませんが経年劣化は確実に進んでいます。
特にサスペンションと足回りのメンテナンスは、バイクの性能を最大限に引き出すためには欠かせません。
「まだ走れる」ではなく、「本来のR1の性能を引き出す」ための整備 を進めていきます。
📢 今後の予定 & 続報について
🔹 分解・測定結果のフィードバック
フロントフォークの状態を確認し、最適なスプリングレートや油面設定を決定 します。
🔹 OHLINSリアショックのセットアップと試乗調整
実際に走行テストを行い、細かい減衰設定を詰めていきます。
🔹 車体の総合メンテナンス完了後のインプレッション
すべての作業を終えた後、実際の走りがどう変わるのかを詳細にレポートします。
次回の記事では、作業の進捗と調整結果についてお届けする予定 ですので、ぜひ楽しみにしていてください!
📩 お問い合わせ
「R1のサスペンションを調整したい」「走りをより快適にしたい」という方は、ぜひご相談ください。
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プロがあなたのバイクに最適なセッティングを提供します! 🏍️✨