ZX-10Rのフォークスプリングを決めた
先週分解したZX-10R、2017年型ですがフォークスプリングの値を決めました。
0.9Kgf/mmを採用するつもりです。一般的には0.9Kは柔らかいのですが、トップアウトスプリングの変更とイニシャル量、それに減衰の設定を組み合わせてムニャっと動く、ストローク初期から程よい反力を感じつつボトム付近でも踏ん張り感よりまだ動きそうな、モトクロッサーやトライアル車のような感触を得られるように作り込みたいと思います。
動くサスペンションを作るのは簡単です。課題は動く中で要求される耐衝撃性を備えているのか?その点にあります。バネ系と減衰系が高度に調和しなければ作り出せない動きです。ガス加圧された減衰系を持つBF機構ならではの特性を活かして、作り込んでみます。