【MotoGP】で使われていたピストン
BT1100の整備が進む中でフロントフォークを分解しています。
基本はオイル交換ですが、ピストンを引っ張り出してみました。
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![](https://sgfacendo.com/wpmain/wp-content/uploads/2023/09/DSC06421-1024x683.jpg)
左側がMotoGPで使われていたピストンの実物です。右は昔からあるオーリンズ・フロントフォークのピストン。
左のMotoGPピストンはとあるルートで入手しました。実はこのピストン、後年一般販売されたレーシングスペックのカートリッジに採用され、特殊ではなくなったのです。
MotoGPや全日本のトップライダーが使う部品は特殊で、別世界の品だと思い込む(私自身がそうだった)傾向にありますが、実はそれほど特殊でもなく徐々に一般化します。
登場初期はシステムや部品に問題があり、それが落ち着くと普及帯の製品にも落とし込むようです。これはオーリンズに限らずSHOWAやKYBも同様です。
そういってもこのピストンをシム組を変更しないでそのまま取付けると、一体何が起こるのか興味があったので自分のBTに採用しました。
![](https://sgfacendo.com/wpmain/wp-content/uploads/2023/09/DSC06425-1024x683.jpg)
近く車検を通して乗ってみますので、また報告致します。