“ローダウン=妥協”は過去形へ LGNで実現するCB400SF快適アップグレード

【イントロ】CB400SF/NC42の“次の一手”はローダウン

リターンライダーの方から「CB400SFをもっと安心して扱いたい」というお問い合わせをいただきました。
小柄な体格でもない、とはいえ停車時のふらつきが怖い――そこでご提案したのが、足つきだけでなく走りも視野に入れた**3種類のローダウンメニュー(LGN/LAT/LTD)**です。

1. 提案した3つのローダウンメニュー

メニュー 下げ幅(目安) 価格(税込) 特徴
LGN 約40 mm 約33 万円 前後大幅ダウン・走り重視/調整幅広い
LAT 30〜40 mm 約26 万円 フロントLGN+リアLTDのハイブリッド
LTD 10〜30 mm 8〜12 万円 スプリング交換主体、費用対効果◎

お客様の選択:LGN
「下げ幅が大きく、安心感も高そう」という理由でLGNを採用。

2. LGN開発の裏側 ― 設計の難しさ

リアショックの短ストローク問題

CB400SFの純正リアユニットはダンパーストロークが少ないため、安易に短縮すると

  • ボトミング発生

  • 乗り心地激悪化
    というリスクが高いモデル。
    アイデア出し→図面化に時間をかけ、

  • ストロークを余さず使うピストン位置

  • 複数レートばねの組み合わせ

  • 調整幅の広いロックナットレス構造
    を採用。足つき重視⇔車高アップでスポーツへ切替できる機構を実装しました。

フロントとのバランス

リアだけで‑40 mm下げるとキャスター角が変わり過ぎるため、

  • フロントフォーク突き出し最適化

  • 減衰バルブ再設定
    でノーマル並みの直進安定性を確保しています。


3. 施工結果とユーザーの声

「驚くほど足つきが良くなりました! 停車時の安定感が段違い。費用は高いと思っていましたが、納得の仕上がりです。」

  • シート高:純正比‑40 mm

  • 足つき:両足べったり近くまで向上

  • 初期インプレ:数キロ走行でもギャップでの突き上げなし、ハンドリングに違和感なし

  • 今後:用途に応じて車高調整→スポーツ寄りセットも可能

  • 納車後、お客様から次のようなメールをいただきました。「昨日は納車いただき、ありがとうございます。色々と丁寧にご説明いただきましたかことも感謝いたします。
    ローダウン、驚くほど足つきが良くなりました! 停車時の安定感がグンと増しました。
    まだ数キロしか走らせていませんし、リターンライダーで他の車種のこともよくわかりませんから、乗り心地に関しては判断つきかねますが、気になるところはありません。
    正直、結構費用がかかるもんだな、と思ってましたが、これなら納得できます。ありがとうございました。
    このあと書類をお送りいただけるとのこと、そちらお待ちしております。また、今後のご相談も受けていただけるとのことうかがいました、その際はよろしくお願いします。
    このたびは度々のわがままも聞いていただき、大変感謝しております。本当にありがとうございました。

4. なぜLGNは“安心+走り”を両立できる?

  1. 個別最適化 ――ライダー体格・用途・将来の走り方までヒアリング

  2. 専用スプリング&減衰設計 ――短ストロークでも底突きせず追従性◎

  3. 前後バランス調整 ――キャスター角・トレール維持で純正同等の安定感

  4. 調整幅確保 ――街乗り→スポーツへダイヤル一つで変化


5. 料金・納期まとめ

項目 LGNローダウン
費用 約33 万円(税込)
納期 3〜4 週間(図面製作・部品加工含む)
オプション サイドスタンド加工/更なるスポーツセッティング ほか

【まとめ】“ローダウン = 妥協”ではない

CB400SF/SBはロングセラーネイキッドですが、リターンライダーが再び安心して楽しむためには

  • 足つきの安心感

  • 純正以上の乗り心地・走り
    の両立が不可欠。LGNならその両方を狙えます。


▼ ご相談・お問い合わせ(無料)

ローダウンでお悩みの方は、CB400SF/SBに限らずお気軽にどうぞ。
足つきだけでなく、走り・快適性まで丸ごと最適化――それが私たちのローダウンサービスです。

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