2003年型 Z1000のリアショック
ひつと前の記事で2003年型ZX-6Rのリアショックを紹介しました。
今回は似た外観を持つ同年式のZ1000です。今回の価格もロッド再利用で3.7万円でした。
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当然ですがオイルは傷みがありました。
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ピストンは6Rと同じ、というか極端な違いがなければメーカーは同じ形を使います。
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ピストンリングを交換しますが、その裏にあるOリングも交換です。これはなぜあるのかといえば、Oリングの張力でピストンリングを密着させるためです。長期間の使用ではOリングが削れ変形することもままあります。
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必要な箇所に最適な量のグリスを塗り、組付けを行います。
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エア抜きを終え、作動させるととても気持ちの良い動きを感じます。やはりO/H後はいいですね。乗らなくても手押しでその良さを感じられます。これなら乗っても楽しいことは請け合いです。
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ガスは誤差をなくすため、特殊な方法で封入します。タイアに入れる時のように、バルブを抜いて「シュッ」と音がなるようでは、狙ったガス圧を実現できないからです。
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外側の洗浄も行い、良い仕上がりになりました。