318Ciで実験します。

 昨日はBMW・E46の318Ciを進めるべく、金岡が動いてくれました。

 ダンパーの製作は私の仕事ですが、車体周りはラリーで体得した車体整備能力を発揮して、整備に勤しんでいます。
現在はリア周りを主に作業しています。その項目はブレーキキャリパのO/H。パッドはプロジェクトμへ交換。当然フルードも交換です。

 リアダンパーはリザーブタンクを増設し、調整部分を増やしエア抜きも容易に精度を上げて行えるように工夫します。私の気が乗れば、オイルシールのホルダ(シールヘッド)を金岡のラリーショックのように、ネジ締結へ変更するか、クリアランスを詰めるための部品製作を行います。
 他にもナックルのベアリング交換のため、治具を作りスライドハンマで引き抜けるようにしました。大きな材料を持っていて良かった。

 

 フロントはショックの改造。エンジン他のブッシュ関係とアームも交換です。これはベアリング一体なので面倒を避けるための措置です。さらには燃料フィルターやクラッチ板も用意してあります。

 エンジン本体以外は可能な限り整備を行いたい。そして、窓の縁に使われているゴムがかなり劣化しており、これも交換したいのです。欲を言えばオーデオも今時の画面が大きく電話と通信できれば便利ですが、古い車なのでそこはあえて純正のMDとラジオのままが格好良いかとも考えます。

 エンジン、インジェクションを含むマネジメント系、排気。希望を話せばキリないのですが、2Lのままダウンサイジングターボのように、ごく低速域から太いトルクを発生し、高回転は捨てた使用で街乗りを面白い車にしてみたい・・・高速道路で飛ばせば、免許も命も亡くなります。そこで現実的な速度で楽しい車を目指したいのです。
 しかし一度に全てを行えるほどの経済的余裕はありませんので、目先は手の届く範疇で作業を行い、将来的にエンジンまで改造できれば最高です。が、M3を買って湾岸MDのように首都高を(ゆっくり)ドライブして気分に浸るのもまた一興。

 とりあえず仕事を頑張って稼ぐことにします。

 

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