ヘアライン加工
旧車ショックのO/Hと同時に行うレストア・ヘアライン加工のご提案
弊社では旧車のショックオーバーホール(O/H)を数多く手掛けてきましたが、最近ではO/Hと同時にレストアをご希望される方が増えています。先日紹介したKH250の純正ショックもその典型例でしたが、1970~80年代のCBシリーズをはじめ、外観の美しさを保ちたいとの要望も多く寄せられています。そこで今回は、旧車のレストアで使用される技法のひとつ、ヘアライン加工についてご紹介します。
ヘアライン加工とは
ヘアライン加工は、ホンダ車のフロントフォークアウターチューブやスイングアームに採用されているため、見覚えのある方も多いかもしれません。この加工は、押し出し材や引き抜き材といった製造工程で、金属がダイスを通り抜ける際に自然に発生する筋目を活かす技術です。
製法上、それらを持たないプレス材や鋳物場合に筋目の美しさを再現して、髪の毛の束のような繊細な筋目が生まれ、独特の質感が完成します。
弊社のヘアライン加工サービス
弊社ではヘアライン加工の後、塗装を施すことで経年による劣化を軽減する方法をおすすめしていますが、金属特有の質感をそのまま楽しみたい方には、無塗装の仕上げもご提案可能です。いずれの場合も、数年来の付き合いがあるバイク好きの研磨職人が手掛ける高品質な仕上がりで、納得のいく外観に仕上げています。
ヘアライン加工とO/Hの同時施工でのメリット
O/Hと同時にヘアライン加工を行うことで、時間とコストを抑えたスムーズな対応が可能です。たとえば、CBシリーズなどの旧車に対するレストアとO/Hをセットで依頼することで、徹底的なメンテナンスが実現します。
ご興味のある方はぜひ一度ご相談ください。ヘアライン加工の費用は、数量や面積、形状によって異なるため、都度見積もりをさせていただきます。旧車の外観を美しく保つために、適切な方法をご提案させていただきます。
旧車の外観と機能を蘇らせるレストア技術に興味のある方はぜひお問い合わせください。