BMW E90の乗り味

 今日の朝は神奈川県へ納品があり、兄のBMWに乗り本格的な試乗を兼ね行ってきました。

 柏から高速へ乗りC1を経由して用賀、そこから三京の都築で降りました。

 乗り慣れたE46は足がコニに変わっているために、純正同士の比較はできませんが、90の仕上がりの良さに驚きます。先日ブログにも書いた重量バランス以外にも、ダンパーの設定は絶妙です。伸びと圧の比率が綺麗に整っており、不満なく乗れます。この減衰の比率が素晴らしいお陰で、高速走行中も恐怖感なくアクセルを開けられます。

 バランス感は最高ですが絶対値としては低めなので、ロール量が大きのは分かります。ロールの大きさと減衰の絶対値の低さから、切り返しで外輪の反発を抑えられず、ポンっと跳ね返ってきます。

 土屋圭市さんが群馬サイクルスポーツセンターを走る姿を見ましたが、大きなギャップも綺麗に納めますが、動き自体は大きくゆったりしています。それを念頭に走りましたが、その動きの大きさは確かに伝わってきますが、完成度の高さはかなりもレベルです。これが新車で460万円であれば価値があります。

 自分の乗るE46は3千キロほど乗り、問題点をしっかり確認することが出来たので、いよいよダンパーの変更に着手します。E90も数千キロ乗ると、また違った一面が見えるかも知れません。

 最近考えるのはBMWは走りに対する費用対効果が高いという事実です。確かにポルシェやフェッラーリは図抜けて素晴らしいのですが、価格が高すぎて、なかな手が出ません。BMWであれば、まともなスポーツ性を現実的な価格で購入できます。

 もう一つ思うのは、通勤や普段使いにも用いるなら、ポルシェ、フェッラーリ、BMWのMなどはもったいように感じます。これらでスーパーへ買い出しへ行ったり子供の送り迎えや、その辺までちょっと・・・では暖気や車の傷みを考えると気兼ねします。そうなれば他メーカーは分かりませんが、BMWであればMスポーツ位が丁度良いのか、などと道すがら考えたました。

 

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