CB190の純正リアショックをオーバーホール
並行輸入車のCB190のリアショックがオイル漏れを起こし、修理依頼があり作業を行いました。
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カシメ型のリアショックで、他店では断られるようですが当社では通常業務なので問題ありません。
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それほど古い車両ではないようですが、オイルは割合傷んでいました。これはロッドガイドにブッシュが無いからでしょう。金属同士が直に擦れ合うのはやはり痛みが早いですね。
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SHOWAのこれまでのピストンとは若干形状が違っています。国内のSHOWAではなく現地生産の品なのかも知れません。
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カシメ型らしくツインチューブ構造でした。
伸び切り時の衝撃吸収はリバウンドスプリングでした。これならば繰り返しの使用でも、部品が砕けて過減衰にならないので安心です。
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分解時にカシメを削り飛ばすために、組み付け時には廻り止め付きのナットを用います。
ロッドは研磨による再利用で、概ね8万円弱でした。