NT1100の【ローダウン】が完成 詳細をレポート

 NT1100のローダウン完成しました。

 先ずは仕上がった写真を御覧ください。

 モデルは私の妻ですが身長は155cmです。
 両足でもつま先が届いています。片足なら拇指球辺りがしっかりと着いており、安心感があります。

 次は横からの写真です。

 お尻を少し大きめにずらせば、片足でもベッタリと着きます。両足ではつま先が届く程度です。

 片足をベッタリ着けている反対側はこの様な姿勢です。それほど無理にずらしている感じでもありません。

 身長165cm(明らかな短足)の私でも両足で拇指球がしっかりと着き、片足ならば大きく腰をずらさなくても、ご覧の通り問題なく支えられます。

 次の題材はサイドスタンドです。

 純正にはない突起を用意して、操作を容易にしました。足着きを気にするということは、この辺りの操作系も足の自由度が低いのは必然。そこでより簡単に操作を可能にするための配慮です。

 次はシートです

 これも今回は自慢の逸品に仕上がりました。

 先に純正シートからご覧いただきましょう。

 体格の良い、足の長い方なら特に問題にはなりません。良いシートだと思いますが、やや角が立っているようにも感じます。

 こちらは加工後。大きめのC取り(面取り)を行ったような形状ですが、跨るとかなり収まりがよく、違和感は皆無です。

 やや分かりづらくて申し訳ないのですが、左が加工前。右は加工後です。

側面からでも面取りの形状が分かると思います。

 フロントフォーク

 ローダウンのためにスプリングを交換しています。純正の複合レートから単一定数へと改め、硬さも大幅に増しています。
 しかし、しっかりとした理論的背景をもった変更ならば、短くなったストロークと相まって乗車感覚では硬いと感じないでしょう。ロードバイクとしては極めて自然な印象に仕上がりました。

 リアショック

 こちらもローダウンのためにスプリング交換を行いました。

 バネには日本製で性能にも定評のあるBESTEXを用いています。フロントと同様に計測と計算を行い、自然な乗車感覚を得られました。

 ローダウンの概要に関してはここまでと致します。

 次回以降は純正のローダウンの乗車感覚に加え、タイアなどにも言及しますため、期待してお待ち下さい。

 

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